2025年11月22日(土)附属植物園ツアーを開催しました。

「森の植物園へようこそ〜大阪公立大学付属植物園に参加して」
大人の遠足、、、
皆様はこのワードにワクワクしませんか?
今回、大阪公立大学附属植物園散策に参加し、多くの学びやワクワクを体験しました。
植物園の名波哲園長の講話では、植物の世界の性・外来種問題・最先端の研究についてお話しいただきました。
日常では知り得ない植物の繁殖方法・遺伝構造・絶滅危惧種など興味深い内容でした。
なかでも、化石植物であったメタセコイヤを、日本・中国・アメリカが協力し、生きた化石として現世で繁殖成功した事例には大変感銘を受けました。
昨今の国際情勢は不安定で、対立や紛争など胸を痛めるニュースを耳にします。
かつて、各国の植物学者が手を取り合い、この世に復活させたメタセコイヤの花言葉「平和」に込めた想いを切に願った一コマでした。
また、後援会費の一部が、このような植物の研究、収集と保存に活用されていることを実際目にし、会費の理解を深めたと共に、とても誇らしく感じました。
ご参加下さった皆様とも、ガイドツアーをはじめ、お弁当や落ち葉を使ったコースター作りで交流を図ることができ、とても楽しく有意義な時間を過ごせました。
まさに、大人の遠足。
世代、時代を超えて楽しむ事ができる植物園の魅力を再確認できた1日でした。
是非、皆様もお出かけいただき、久しぶりの遠足楽しんでみてはいかがでしょうか?(法学部1回生保護者)
<アンケートより抜粋>
・名波教授のご講話を聞き、植物研究の面白さを感じました。あたたかく若手をご指導しておられる姿勢も伝わり、大変有意義な学習・研究環境が整っていることが感じられました
・今回、初めて交流企画事業に参加出来ました(今までは日程や落選で無理でした)。初めて植物園に行き、こんな素晴らしい所ならもっと早く知っていればと悔しい気持ちになりました。落選した方やその他興味のある保護者の方など、もっと沢山の方に知っていただきたいと思います。人数制限無く参加できれば良かったのにと思います。
・子供が小学生の時に何度か訪れた植物園に、その子が通う大学の附属植物園として、保護者の立場でこのような素晴らしい企画に参加できて光栄でした。ただ単に園内を回るだけでなく、職員の方々のお話を聞きながら、具体的な目で見ることができて勉強になりました。ガイドツアーなどもしておられるとのこと、また個人で訪れたいと思いました。
